年賀状の一言!上司や社長・先輩へのマナー&遅れてしまった場合の例文とは
こんにちは、京香です。
今年という一年が終わりを迎え、新しい年が始まる時期が近づいてきています。皆さん、年賀状の準備はお済みでしょうか。
インターネットが普及した現代では、メールやライン、チャットなどで簡単に連絡が取れてしまうがゆえに、年賀状の投函率が毎年減少していると言われています。
しかし、年に一度の大事なご挨拶として、社会人ならば上司や先輩にはきちんと年賀状を出しておくのが一般的なビジネスマナーではと思います。
では、社会人のビジネスマナーとして会社の上司や社長・先輩へ年賀状を出す場合、どのようなことに配慮しなければならないのか確認していきましょう。
目上の人への年賀状で注意すること
大事なこととして
①必ず元日に届くようにすること。12月24日までには投函したほうが無難と思われます。
②言葉遣いに注意すること。友達に話すような言葉ではなく、礼節をわきまえた敬語で書くようにしましょう。
③挨拶文が印字されているタイプの年賀状でも、直筆で言葉を一言書き添えるようにしましょう。
目上の方に年賀状を出す場合、使って良い言葉とマナー違反になる言葉がありますので注意が必要になります。
例えば冒頭の挨拶でしたら
・明けましておめでとうございます
・謹賀新年
・謹んで新春(新年)のお慶び(ご挨拶)を申し上げます
・恭賀新年
これは使っても良い言葉です。
逆に使ってはいけない言葉は
・賀正、迎春など2文字の賀詞
・HAPPY NEW YEAR
・明けましておめでとう!
など。
あくまでも相手は目上です。親しみを出すのは良いのですが、マナーとしては違反になってしまいますので気をつけましょう。
では他にはどんな言葉を書き添えたらいいのか、相手ごとに例文を考えてみました。
上司への年賀状~おすすめの一言例文
・旧年中は公私ともに御指導、ご支援を頂きまして、誠に有難うございました
・昨年は◯◯様のご指導のおかげで、成長の一年であったことを感謝いたしております
・支えていただいていることに感謝の気持ちをもち、本年も日々精進してまいります
社長への年賀状~おすすめの一言例文
・今年は昨年よりも一層の努力をして成果を上げられるよう励んでまいります
・今年は○○で成果をあげ○○を達成したいと思います
・昨年の○○プロジェクトの経験を生かし、本年もご期待に応えるべく精進してまいります
先輩への年賀状~おすすめの一言例文
・昨年は○○の件でフォローして頂き、大変助かりました
・尊敬できる○○先輩にご指導いただきながら仕事ができることを嬉しく思っています
・昨年同様、本年も公私ともにご指導いただきますよう、よろしくお願い申し上げます
上司や社長などの≪健康を気遣う≫例文
・◯◯様とご家族のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます
・新しい年が皆様にとって佳い年でありますようお祈り申し上げます
目上の人への≪年賀状が遅れてしまった場合≫の例文
年賀状を出し遅れてしまった場合でも、1月8日までに届けば新年の挨拶となりますのでお詫びの必要はありませんが、相手が上司や先輩であれば一言お詫びを入れたほうが良いかもしれませんね。
また1月8日以降でしたら年賀状ではなく「寒中見舞い」として出すようにしてください。
・お年始のご挨拶が遅れまして大変失礼致しました
・昨年末は例年になく多忙をきわめ、大変不本意ながら年賀状をお出しできずにおりました
・遅ればせながら、本年も引き続きご芳情を賜りますようよろしくお願い申し上げます
これまでビジネスマナーをふまえた年賀状の文例を出してきましたが、現在は社員間の年賀状のやり取りを禁止している会社もあります。自分の会社はどうなのか確認したうえで、年賀状を準備するようにしてくださいね。
まとめ
年賀状とは、日ごろ仲の良い友達、お世話になっている方々、これからも関係を続けていきたい方などへ、新年を迎える喜び、昨年の感謝と御礼、「新しい年もよろしくお願いします」という依願を込めて送る挨拶状です。
年賀状を送る際のマナーに留意し、早めの準備と投函を心掛けてくださいね。
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