引っ越しのご挨拶！賃貸マンションやアパートでの一人暮らしでも必要なの？
こんにちは、京香です。
少し前までは「引っ越しをしたら、向こう三軒両隣には必ず挨拶をする」といった習わしがありました。しかし、ご近所付き合いが薄くなってきた現在では、挨拶をする人の方が少なくなってきていると言われています。特に女性の一人暮らしの場合は「防犯面で考えたら挨拶は避けるべき」との意見も。
本当に挨拶は必要なのか、もし挨拶をする場合はいつ、どうしたらいいのかなど、詳しくお伝えしていきます。
賃貸物件に引っ越す場合の挨拶、どうしたらいい？
某不動産会社の「賃貸物件で一人暮らしをする場合、挨拶には行きましたか」というアンケートでは、「挨拶には行かない」「行っていない」と答えた人が７割近くを占めていました。
そのほとんどが「単身者ばかりの物件だと聞いたので、近所付き合いをすることはないだろうと思ったから...」「一人暮らしだとバレたら狙われる可能性がある」「長く住む予定ではないから」といった回答だったようです。
一方で「行きました」と答えた人たちは「不動産の人(もしくは大家さん)に勧められたから」「周りが家族で住んでいるところばかりで、挨拶程度のご近所付き合いはしておいた方が良さそうなマンションだったから」「挨拶をすることで、周りにどんな人が住んでいるのかを知ることができるから」「何かあった時に助け合いが必要だから」と答えた方が多かったとのこと。
両意見ともにメリットがあり、一概に「挨拶はしたほうがいい」「しなくてもいい」と決めるのは難しく、また「こういう時には挨拶に行く」「こういう場合には行かなくてもよい」といった基準もありませんので、挨拶に行くか行かないかは自己判断に委ねられるようです。
もし自己判断が難しいのでしたら、管理会社(不動産会社)や大家さんにお尋ねしてみましょう。「単身者(１人暮らし)ばかりですので、挨拶は要らないでしょう」「管理人さん(大家さん)だけでも挨拶されといた方がいいですよ」などといった具体的なアドバイスがいただけると思います。
もしも挨拶に行くのでしたら、自分の住む物件の両隣と上下、またはお向かいまでが必要な範囲でしょう。引っ越しをした当日～１週間の間には伺うべきですが、もし数度伺っても留守の場合は先方が拒まれている可能性が考えられます。その場合は無理に挨拶をせず、後日お会いした時に軽く挨拶(もしくは会釈程度)でも良いでしょう。
挨拶の際におすすめの粗品＆のしは必要？
挨拶に行くとき、手ぶらで行くのはＮＧです。必ず粗品持参で伺いましょう。品物は500円前後～1,000円未満が相場で、タオルや石鹸、洗剤などの日用品、あるいはクッキーやコーヒーなどのギフトが一般的です。
名前を憶えてもらうためにも、のしはつけたほうが良いとされています。のしは外のしで、表書きは「挨拶」もしくは「粗品」にしましょう。
挨拶をするときは「○○号室に越してきました△△と申します。よろしくお願いいたします。」などといった自己紹介を忘れずに。
防犯面から「一人暮らしであることを悟られたくない」のであれば、挨拶も一人では行かずに親、もしくは兄弟、恋人などのパートナーと一緒に行ったほうがいいかも知れません。
もし、ご近所には挨拶に行かない場合でも、近くに大家さんがいらっしゃるのであれば必ず挨拶に伺うようにしましょう。「今日から入居いたします。お世話になります。」といった軽い挨拶と共に1,000円前後の品物をお渡ししておくと、何かと安心ですよ。
まとめ
引っ越しの挨拶は、少し前ならば必ずしなければいけないこととされてきました。しかし、近年はいろいろな怖い事件なども起こっていて、素性を明かさないほうが防犯上安全とまで言われています。
とはいえ、万が一何かが起こった時に助けてくれるのがご近所になる可能性も少なくはありません。「引っ越しの挨拶は不要」かもしれませんが、すれ違った際に挨拶をする「顔なじみ」の程度の付き合いは必要かもしれません。
スポンサーリンク
