京香の日々雑感

関東圏内在住の独身アラフォーです。日々の気になる話題について語っています。

風邪なのに医者が抗生物質を出してくれない!理由や副作用&対処法とは?

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こんにちは、京香です。

風邪を引いたとき、病院へ行くと、抗生物質を処方される場合とそうでない場合がありますよね。

最近まで、抗生物質を飲まないと風邪は治りにくいと思っていた私ですが、どうやらそれは誤った認識だったようです。

 

風邪を引いた際、医者が抗生物質を出したがらない理由や抗生物質の副作用、おすすめの対処法について詳しく書いて行きます。 

 

 
抗生物質とは?

 

簡単にいうと「カビなどの微生物が生み出した、他の微生物や細胞などの動き・機能を阻害するもの」。

 

細菌性の感染症による症状に効果を発揮し、人体に悪影響を及ぼす細菌を死滅させたり、増殖を食い止めたりしてくれます。ペニシリン系やセフェム系など様々な種類があり、病気の症状に合わせて適切な抗生物質が処方されます。

 

 

風邪のとき、抗生物質を処方してくれない理由は?

なぜ風邪の症状には抗生物質を出してもらいにくいのか。その理由は、ズバリ「あなたの今の風邪の症状には効果がないから」。

 

そもそも抗生物質とは細菌をやっつける薬です。しかし風邪の症状のほとんどは、細菌ではなくウイルスによるもの。抗生物質はウイルスには効きません。だから処方されないんです。

 

実は“風邪”という病気は存在しません

外部から侵入してくるウイルスにより発症する咳や鼻水やくしゃみ、またはウイルスに対抗して起きる発熱など、これらの症状を総称したものが“風邪”なんです。

 

咳や鼻水、くしゃみに効果があるのは抗生物質ではなく抗ヒスタミン剤や抗アレルギー薬など。熱を下げるのに必要なのも、抗生物質ではなく解熱剤。

病院ではそれぞれの症状に合わせた薬が処方されるのです。

 

しかしながら、ウイルス性ではなく細菌性の風邪の症状や、ウイルスにより弱った体に細菌が入り込み別の病気を引き起こした場合、またはその恐れがある場合などに抗生物質が処方されることもあります。


抗生物質が処方された場合は体内に細菌が入っている(またはその恐れがある)ので、医師に言われた服用期間や服用回数をしっかり守り、決して途中でやめることなく正しく服用するようにしましょう。

 


抗生物質の副作用はあるの?

抗生物質は細菌を死滅させることができます。一方で、人間の体内には健康に生きるために必要な細菌、“常在菌(善玉菌)”というものが存在します。抗生物質はこれらの常在菌にも効果を発揮し、必要な菌まで減らしてしまうことがあるのです。


それによる症状として多いのが腹痛、下痢、胃の痛みなど。これらの症状が出たら一度服用を中止し、病院の方へ問い合わせてみてください。


また抗生物質を服用することでアレルギー反応を起こすことも。強い呼吸困難などの症状が出た場合は救急に連絡するか、早急に受診されることをおすすめします。

 

 

『抗生物質は本当に必要なかった』私の体験談を書きます!


ここからは、本当に抗生物質が必要なかった私なりの体験談を書いて行きます。

 

私は、少し前に風邪を引いたため、近所の内科を受診しました。現在の住まいに引っ越して来てからはじめて風邪を引いたため、その内科を受診するのもはじめてでした。


医師から「単なる風邪でしょう」との診断を受け、薬を5日分処方されたのですが、まったくよくなるどころか、症状は日増しに悪化するばかりでした。


以前に住んでいた場所でよくかかっていた内科では、風邪を引くと毎回抗生物質が処方されたため、当時は2日も経たないうちに症状はよくなっていました。


そのことで、今回風邪がよくならないのは抗生物質が処方されないことが原因ではないかと思いはじめ、体調も辛いので、病院を変えました。


私はその二件目の病院で「抗生物質を出してもらうことはできませんか。」と医師に尋ねたところ、今の症状には必要がないため、抗生物質の処方はできないとの一言。

 

そこで、前回の病院からもらった薬を見せたところ、処方としては間違っていないが、薬の量があなたには適しておらず、少なすぎるとのことでした。


思えば、その二件目の病院では、現在の症状についてこれまでかというくらい詳しく質問をされ(ほかの方も同じように聞かれていました)、最終的には、前回の病院とは違う薬が処方されました。

そして、不安ながらも、処方された薬を飲み、安静にしていたところ、2日も経たないうちに体調は回復しました。


つまり、風邪で病院を受診するならば、抗生物質ではなくそのときの症状に合った薬をきちんと出してくれる病院を選ばなければ、いつまでたっても治らない可能性が高いと言えます。言い方を変えるならば、やぶ医者に当たらないようにするのが得策ということです。

 


これは、風邪で症状が長引くと辛いので、普段からきちんとしたかかりつけ医を見つけておくことが大切であると痛感した出来事でした。

 

ほかには、風邪の引きはじめには、私の場合、ドラッグストアに置いてある漢方がよく効くので、そちらもおすすめです。 

 


風邪を早く治すにはどうしたらいい?

風邪は早く治すに越したことはありません。風邪を早く治す方法について書いて行きます。

 

体の調子を整えるために不可欠なものは「栄養」「睡眠」、そして「水分」です。

 

「栄養」について
弱った体に栄養素を送り込み、体内の抵抗力をあげることによって風邪を早く治すことができます。
おすすめ食材は生姜。生姜は身体を温め、さらに体内の免疫力を上げる効能を持っています。お粥やスープの薬味として、すりおろした生姜とハチミツをお湯に溶かして生姜湯で、または紅茶に入れて、自分の摂りやすいかたちで摂取するといいでしょう。
ビタミンを多く含む果物(いちご、みかん、グレープフルーツなど)、緑黄色野菜(ほうれん草、人参、カボチャなど)なども免疫細胞を活発にしてくれます。食欲が無い時はすりおろしたりジュースにすることで摂り入れやすくなりますよ。

 

「睡眠」について
睡眠は疲れた身体や脳を休ませ、ストレスを軽減させてくれる役割を持っています。
風邪の症状の時、体内では身体本来が持つ抵抗力や免疫力が外部から侵入してきた悪いウイルスを死滅させるために必死で闘っています。頑張って闘っている体をしっかりと休ませてあげてください。

 

「水分」について
水分補給の大事な役割は、身体から失われた水分を補ってあげること。
風邪を引いた時、特に発熱した時は、熱を下げるための発汗作用により水分が失われがちです。水分が減ると血流が悪くなり、薬の有効成分や食事から摂られる栄養素を必要なところへ届けることができなくなります。さらに汗をかきづらくなるため、熱が下がるのが遅くなります。
こまめに水分補給をし、体の水分を補ってあげましょう。できれば普通の水よりも身体の浸透圧に近いスポーツドリンクがオススメです。

 

「栄養」「睡眠」「水分」は、健康な身体をつくる三大柱です。病気のときだけでなく、日頃から意識して取るようにすると風邪に負けない丈夫な体を作ることができますよ。

 

www.kyouka-zakkan.net

 

まとめ

寒暖の差が大きい季節の変わり目には体調を崩しがちです。特に咳や鼻水、くしゃみや発熱などといった風邪の症状が多くみられ、早く治すために病院で薬をもらう方が多いと思います。

薬を処方されても合う合わないによって、回復の度合いに差が出ますので、日頃から自分に合ったかかりつけ医を探しておくことをおすすめします。


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