京香の日々雑感

関東圏内在住の独身アラフォーです。日々の気になる話題について語っています。

嫌味を言う人への対処法ならこちら!その心理についてもご紹介

 

こんにちは、京香です。

日常生活の中で困った方に遭遇することって誰にでも少なからずあると思います。

今日は、『遠回しに嫌味を言う人』にフォーカスを当て、そういった人の行動心理や対処法についてご紹介します。

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出典:四葉のクローバー - 癒しの風景 - image RELAXATION (癒し壁紙)

 

私は趣味で心理学を学びはじめ早10年になるのですが、私の考えがすべて正しいかと言えばそうではないかと思います。

そこで、今回は独自取材を行いさまざまな方の意見を参考にしながら、ひとつのコンテンツとして記事を作成しました。

日々の生活の中で嫌味を言われていて悩んでいる方の心が少しでも軽くなれば幸いです。

 

遠回しに嫌味を言う人の心理とは
 

どんなことに対しても嫌みを言ってくる人っていますよね。嫌みを言われるとイライラしたり、周りにも嫌な雰囲気が伝染してしまうものです。

では、そのことの発端である嫌味を言う人は、なぜ嫌味を言うのでしょうか。このことを深く突き詰めていくと、最終的に、嫌味を言う「その人」について知ることができます。

嫌味を受け流すには大らかな心の広さが必要ですので、まず先に、このことを知ることから始めるとよいです。


実は、嫌味を言う人というのは、私生活に不満があったり、仕事がうまくいっていなかったり、円満な人生を送れていないケースがほとんどです。

普通に考えてみればわかりますが、幸せで心が満たされている人は、嫌味を言う必要がありますでしょうか。


嫌味を言う人の心の中の最も根底にあるものが何かといえば、それは、紛れもなく『自分への劣等感』になります。突き詰めていくと、本当にこれ以外の何ものでもありません。

その自分に対する劣等感を払拭できずに、立場の弱い人を見つけては、イジメてみたり、遠まわしに嫌味を言ったりなどしてストレス解消のはけ口に利用します。

さらに、劣等感が強く、心が弱い人にいたっては、対面でのストレス発散ではなく、インターネットの掲示板など顔の見えない相手に対して攻撃するケースも。

 

そして、もうひとつの捉え方として、次のようなケースもあります。

私たちの身のまわりには、普段から嫌味を言う癖のある人もいます。

それは育ってきた家庭環境が関係しているかもしれません。その人の身の回りにいる親などが嫌味を常日頃言うような人であれば、その影響を受けている可能性が十分にあります。もしかすると、自分で嫌味を言っていることさえ気づいていないかもしれません。


そう思えば、嫌味を言われてしまった場合でも少しは気が休まるでしょう。

 

 

嫌味を言う人への対処法
 

◆可哀想な人だ...と受け止める

先述の『嫌味を言う人の心理』を読んでみて、皆さんの感想はいかがでしょうか。

それはそれは、可哀想な人、お気の毒...と思いませんか。

可哀想な人なんだな...と見方を変えることで、少しは接しやすくなります。

 

世の中には色々な人がいて、嫌味を言わない人と残念ながら言う人がいます。嫌味を言ったところで実際はどうにもならないのに、それでも言うというのはその人の心の問題です。

人が幸せになったり、良いことが起きたからといって、自分が身代わりで不幸になるわけではありません。むしろ、一緒に喜んだり共感すれば自分にとってプラスになるのに、それがわからないから可哀想な人だと思います。

嫌味を言われて悔しい思いをしても、言い返さないことがポイントです。その可哀想な人のために自分のレベルを下げる必要はないからです。仕事の付き合いなどで、接することが避けられない人の中に嫌味を言う人がいる場合、いちいち間に受けるのではなく、心の中で可哀想な人だなぁ...と思って聞き流していると、ストレスやイライラを感じることなくやり過ごせます。

 

◆ありがとうの気持ちで

嫌な人に嫌味を言われてしまったとき。そんな時は心の中で(ありがとう)と思ってみることをおすすめします。嫌みを言ってくれてありがとう、と思ってみるんです。『ありがとう』という言葉には不思議な力があります。ありがとうと言われて嬉しくない人はいないですよね。

だから、嫌みもありがとうに変えてしまうのです。するとイライラせずに、さらっと聞き流せてしまいますよ。

 

◆適度な無視を繰り返す

嫌味を言う人をいちいち相手にしているとキリがないですし、こちらのストレスも溜まります。だからと言って、言い返して揉めごとを起こすのも面倒ですよね。

相手に不快感を与えることなくその場をやり過ごすには、本当なら、それに対しての対処法は無視が1番です。

ところが、これにも度合いがありますので、完全に無視してしまうとまた調子に乗っているなどとなってしまうため、適度に返しをしながら聞き流すのがよいです。嫌味を言う側も必ず飽きがきます。その時がくるまで、気にしていないような素振りで、適度に相手をするのが1番です。

 

◆嫌味と思わずに受け答えする

嫌味を言われると誰でも腹が立って、何か仕返しをしてやりたいと思うものです。しかし、嫌味を言う相手に対して真っ向から対立することほど馬鹿らしいことはありません。嫌味を嫌味と思わずに、何食わぬ顔で普通に受け答えするのです。

そうすれば嫌味を言う相手も言うだけ無駄と思って諦めるかもしれません。諦めずに嫌味を言い続けてくる相手に対しても、こちらは普通に受け答えし続けるだけです。

嫌味を言うような低俗な相手とは対等に話す必要はありません。相手と同じ土俵で戦うことであなたの品位も下げてしまうことになりかねません。

 

 

嫌味から自分の身を守る方法
 

嫌味を言われて、相手にしない、無視をするといった対処ではどうにもならない場面も多々あるかと思います。そのことに対する受け答えや反応をどうしても必要とされているような場面...。そのようなときは、どうすればいいのでしょうか。


人を褒めるのに嫌味を言う人間はいません。嫌味は人を否定する時に使うものです。全てのケースには当てはまらないかもしれませんが、こういう場合にはぜひ使って欲しいという言葉があります。

例えば善意で「その性格、治した方があなたのためになるのに」と思ったとしても、それによって自分に「むかつく」という感情が加われば嫌味で指摘するわけです。それは時に「妬み」「嫉み」「僻み」だったりするわけですが、聞いている方はその負の感情をまともに受け取りますので腹が立ったり傷ついたりするのです。何が悲しいかって、内容が意外と図星だったり、痛いところを突かれたりするから、受け取る方もそれを「嫌味」として「認識」するのです。

嫌味を言う人間は、半端にその負の感情を隠そうとして話すから文字通り「嫌な感じ」に聞こえるのであって、つまり真正面から相手にぶつける勇気はないわけです。「ちょっとこの嫌な感じが伝わればいいな...」くらいのものです。

 

そこで、使って欲しい言葉は「なるほどねぇ...。」です。その後にどのような言葉が続くかは問題ではないのです。これを初手で使って欲しいのです。この言葉はクッションのようなもので、本心で思っていようがいまいが「あなたの言っている内容はわかりましたよ」と「あなたの負の感情を受け止めましたよ」というサインとして相手に暗に伝えることになります。これによって、相手のさらなる嫌味の発信は最小限にできるからです。

そして、カチンとくる自分へのクールダウンの時間を一瞬設けることができるのも大きいです。嫌味はケンカや仲違いの元です。

もちろん全ての人、全てのケースに使えるものではないでしょうが、最悪を回避する為にこのクッション言葉を使ってみてはいかがでしょうか。 

 

嫌味を言われる人ってどんな人?
 

基本的に嫌味を言われる対象となる人は、私の周りや独自取材の結果によると、ずば抜けてなにか才能のある人や輝いている人が多いように感じます。人は自分に持ってないものを持っていると羨ましくなるものです。ですから、嫌味を言われる人は、容姿がいい、スポーツができる、勉強が得意といった人が多いです。ただし、イジメの場合はその逆が多いです。

ですが、嫌味を言われる人が好きでそのように生まれてきたわけではありませんし、その人の努力によって培われた部分もあるでしょう。そこへ、何の気なしに嫌味を言われてしまうと、その人にとってはとても辛いものがあるかと思います。

 

kyouka-zakkan.hatenablog.com

  

ときには自分自身を思い返す
  

普段は気にならないけど急に嫌味を言われた!と思ったなら、自分の言動や行動を一度思い返して見ましょう。相手を不快にさせてしまった要素が自分にあるからこその発端の可能性はないでしょうか。

また、実際に嫌味を言われたなら、嫌味を言い返したりするのではなく、逆に相手の良いところを褒めたりしてポジティブな会話へと導きましょう。もし自分に悪いところが見つかったなら、すぐに謝ったり、態度で自分が間違っていたことを示すだけでも、よい雰囲気を作り出す助けになります。

また、自分自身も相手に嫌味を言われたと過度に気にかけないことによって、もしかしたら嫌味のつもりで言われたのでもないことを誤解して受け止めて、不快な気分になっていたということを避けられるかもしれません。

 

こちらの記事も読んでいただくと更にスッキリすると思います ↓↓

www.kyouka-zakkan.net 

 

つい嫌味を言ってしまう方へ
 

今から述べることは、色んな研究や統計によって、現在では明るみとなっていることになります。

それは、人の性格や人生に対する物事の捉え方は、健康にも少なからず影響を及ぼすということです。

これまでにも、常日頃から嫌味を言ったり、相手を意地悪く非難したりするような皮肉っぽい人は、そうでない人に比べると寿命が短いとの調査結果が発表されています。

さらに、最近では新たな研究により、こういったシニカル(利己主義的)な人は認知症になるリスクも高いということまで解明されています。

つまり、「健康でいたければ、健全な心であれ」ということなのだと思います。

 

もし「日常的に嫌味を言ってしまう方」がこの文章を読まれているとしたら、今からでも遅くありませんので、自分のことに集中し、羨ましいと思える『その嫉妬心を燃やしている内容』に対してご自身で努力してみてはいかがでしょうか。

そして、自分と向き合い、周りを敵対視する傾向のある方は、自分をライバルとして捉えてみるのがよいと思います。

そうすることで、自分を振り返り、冷静になることもできるでしょう。

 

まとめ
 

「遠まわしに嫌味を言う人への対処法」について記事を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。

何故わざわざ遠回しに嫌味を言うのか...。このことの理由がわかっただけでも、ずいぶん気持ちが楽になったと思います。


最後に私見になりますが、嫌味を言う人は遠まわしに言うのではなく、その人に本当に伝えたいことがある場合、もう少し的確な言葉で伝えてあげるのがよいと思います。


つまり、『的を得た伝え方』をするということです!


的を得た伝え方をすることで、人を不快にせずに済みますし、例えばこのような私の書いた拙い記事であっても、伝え方さえ間違えなければGoogleにも評価され、さまざまな人の目に触れる機会というものが得られます。

話は逸れましたが、現に日本語というのは表現が多様な言語ですので、そこをうまく使わずして嫌味な発言をするというのは、非常に残念なことです。


しかしながら、そういった人たちの末路もなんとなく理解できたと思いますので、『明るく、楽しく、人を傷つけず』をモットーに生きいくことをすれば、さらなる幸せが待っていると私は思っています。

また機会がありましたら、今回の内容に付随した記事も書いてみたいと思います。


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