京香の日々雑感

関東圏内在住の独身アラフォーです。日々の気になる話題について語っています。

子供が宿題をやらない!イライラしないでやる気を出させる方法とは?

 子供宿題

出典:http://free-photos.gatag.net/

 

こんにちは、京香です。

私には、小学2年生になるそれはもう可愛くて仕方のない甥っ子がいます。その可愛い甥っ子ちゃんが最近、学校の宿題をなかなかやりたがらないというのです。

インターネットで検索をしてみても、子供が学校や夏休み、塾・公文などの宿題をやりたがらないことで悩まれている方が結構多いのでは?と感じました。


「子供が宿題をなかなかやりたがらない・・。」

これは子供を持つ親御さんなら誰しも頭の痛い問題だと思います。それが小学校低学年となればなおさらではないでしょうか。


私はここだけの話、よい悪いは別として、少し変わった環境で育ちました。

「勉強すると眼が悪くなるから、勉強しなくていいよ。」「女の子は眼鏡をかけるとブスになるから、勉強しなくていいよ。」

これ、嘘のようで本当のお話です。この教育方針のお陰かどうかわかりませんが、私は勉強が好きな子供に育ちました!


そんな経験を踏まえ、今日は子供の宿題に関する記事を書いてみようと思います。

私自身は独身で子供もいないため、子供の勉強といえば、家庭教師のアルバイトをしたことがあるくらいです。そこで、低学年の子供がいるママさんや教育関係のお仕事をされている方々に協力をしていただき、「子供が宿題をやるようになった秘訣」について体験談を書いてもらいました。

最後に私自身のことについても書きましたので、どうぞ楽しみながらお読みください!

 

それでは、ママさん達に書いてもらった体験談や子供の学習に対する想いを順に載せていきますね。※文字にカラーをつけた部分が実際に書いてもらった内容になります。

 

体験談を早速ご紹介

自然な流れで宿題を習慣づける

 

低学年の子どもは、学校が終わった解放感から宿題の存在自体を忘れることがしばしばあります。帰宅後に「今日は宿題多いの?」などと話題に触れておき、「じゃあ早めに始めようね。終わったらご飯食べようね。」という具合に計画も立ててあげると、徐々に生活パターンとして身について来て効果があります。

何か困ったことがあればいつでも手助けできる距離にいてサポートしてあげることが、毎日の宿題を習慣づけ継続させる良い方法であると考えられます。』

 

『まず、親御さんの目の届く所で静かな環境を作ります。はじめは隣にいて一緒に宿題に取り組みます。一つでもできたり、字が上手にかけたらとにかく誉めます。そして、だんだんと子供が集中してきたら、そっと離れて自分は家事などをします。時折、隣に寄り添い、サポートをしてあげます。

そして、宿題が無事に終わったら、一緒におやつ等を食べて楽しく過ごします。

これを何度か繰り返して行くと、子供の脳に宿題をしたら楽しい事が待っているという回路ができます。ここまでくれば、静かな声かけだけで子供は宿題に取り組むようになります。』

 

 

とにかく褒める

 

『私は子供がいませんが、キャンプリーダーのボランティアで子供と接して思う事は上手にモチベーションを上げてあげれば、頑張れる子はとても多いという事です。

夏休みなどに1週間ぐらいお子様数人をお預かりして、ログハウスなどに自然体験に行くのですが、その時に手を焼いたのが宿題でした。キチンとする子もいるけど、コッソリ絵を描く子、座ってもいられない子もチラホラ。そんな時、叱りつけるよりも、まずは出来ている子を褒める。そして、ちょっとでもやろうかなぁと姿勢を見せたら褒める。
怒ってやらせても、長くは持たず、逆に褒めた方が目を離した後も続けてくれます。
最初の1.2日はふざけて進まない子もいますが、隣に座って、分かる所を子供に聞きて、まずは褒めます。正解はもちろん、字が綺麗、音読は多少つまっても上手だね。学校で先生がこう言ってた!なら聞いてて偉い!ととにかく褒め続けると、「そのうちに宿題が終わったら褒められる!」と頑張ってくれる子がほとんどでした。』

 

 

『まず親御さんに知っていて欲しい事があります。

子供が自分から宿題をしないことはごく当たり前なことだということです。

そして、子供は親御さんに誉めて貰うことが何より大好きだということです。』

 

 

「勉強しなさい」と言わない

 

『勉強しなさい。と言うのではなく、一緒に机に座って同時に作業するのが効果ありました。リビングの机に座って、自分は家計簿をつけたり…子どもは見える場所に座って宿題。

落ち着きがなくなってきたら、少し雑談してみたり、宿題がわからないのかな?等声かけをするのもいいです。

宿題しなさい。と言うと、やろうとしてたのに……って思われたり逆効果なときもあるので、『お母さん今からご飯準備するんだけど、一人で寂しいからリビングで喋りながら宿題しよ!』と言ってみたり……その際テレビはつけません。我が子はこれを言うと『しょうがないなあ!』と言いながら宿題を持ってリビングでやっています。たまに私に質問形式でさりげなく答えを聞き出そうとしますが。笑 コミュニケーションもとれるのでオススメです。』

 

 

『私は、宿題をしない息子に頭を抱える親の1人だった。しかし、ある時から考え方を変えて我が子に接するようにしたら、彼は自ら宿題をするようになった。その方法は2つ。

まず初めに「宿題やった?」という声かけを「今日の宿題なに?」と言う言葉に変えたのだ。息子は私が彼の宿題に興味を持ったことが嬉しかったのか、ランドセルから大急ぎで宿題のプリントを探して私に見せてくれた。1枚の算数プリントだった。

 次に「じゃあ、ママと一緒にやってみようか」と提案してみた。いいところを見せたかったのか、彼は「一人で出来るから、ママ見ててね!」と言ってやり始め、つまづきながらも、一生懸命最後までやり遂げたのだった。

それからは、この「宿題なに?」という声かけと、終わるまでそっと見守る、という行為を意識して行うようにした。それが習慣になり、息子は高学年だが、何も言われずに自ら宿題に取り組んでいる。』

  

『頭の良い子は「勉強しなさい」と言われずに育ったとよく聞きますが、いざ勉強しなさいと言わずにいると全く勉強しないという愚痴も同じくらいよく耳にします。
周りの国立大や早慶に行った友達の話を聞いてみると、「勉強しなさい」と言われない代わりに親自身が勉強(仕事も含む)の時間を持っていたというケースが多いです。特に、本を読むだけではなく、それをノートに取ったり、それを元に資料を作ったりと言ったアウトプットを出す姿を子供に見せていたケースが多いようです。何も難しい本でなくても、自分オリジナルのレシピノートを作っていたというだけでも良いようです。そうやって勉強している親のそばで、子供は勉強の習慣ができていくのかも知れません。』 

 

www.kyouka-zakkan.net

 

 

私が勉強を好きになったと考えられる理由 

幼い子供にとって自分の好きな楽しい遊びを我慢し、自ら机に向かって宿題をすることは不可能に近いのではと思います。さらに、そこへ何の説明もなしに「勉強しなさい」「宿題しなさい」だと、ますます悪循環となってしまうのではないでしょうか。

それとは逆で子供は「やめなさい!」ということには興味を示す傾向があるように感じます。まさに幼いころの私のように「勉強しなくていいよ。」「勉強すると、眼が悪くなるよ・・。」

そのような環境の中で、当時の私は何の苦痛もなしに勉強に取りかかっていました。きっと、やらなくていい、やらなくていいと言われると、やってみたくなってしまうのが当時の自分だったのでは・・と思います。

 

(ただし、私のケースは、極端な例としてお読みください!)


それに比べ、俗にいう教育ママの家で育った何人かの友人たちは、勉強することにプレッシャーを感じ、本心では嫌がっていました。家に遊びに行くと、勉強しなければいけない空気が家中に流れていました。

中には、「成績が上がったら、ゲームを買ってあげる」と言っている教育ママもいて、子供ながらに「それは違うんじゃないの?」と感じていました。

 

さらに、子供はどんなときも褒められたい生き物だと思います。私の親は勉強にまったく関心がありませんので、私が勉強のことで褒められることはほとんどありませんでしたが、やはりどんな小さなことでも子供のことは褒めてあげた方がよいと思います。

    

まとめ

幼い子供が自ら宿題をできるようにするには、宿題に取り組む自然な環境づくり、宿題についてのプレッシャーを与えない、小さなことでもとにかく褒めるということが大切であると感じました。

それでも、どうしても「勉強しなさい」と言ってしまうのあれば、なぜ勉強することが大事なのか、大人になったらどのように影響するのかについて話してあげるのがよいのではないでしょうか。

そして、今大人になって思うことですが、私自身小さなときから勉強をする習慣が身についていて本当によかったと思います。社会に出て、本を読む人・読まない人・結果が出るまで努力する人・すぐに諦める人の違いは、小さなころの学習習慣とその結果が関係しているのではと思います。


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