パネルヒーターとオイルヒーターの電気代を比較!節約する方法とは?
こんにちは、京香です。
寒くなってくると欠かせなくなるのが暖房器具。
エアコンやファンヒーター、コタツ 、ストーブなど多様な暖房器具の中で、ジワジワと人気が上がっているのが「パネルヒーター」 と「オイルヒーター」ですよね。
普及率は上がっているものの、まだ両者の違いが良く分からないといった方も多いようです。
「同じヒーターだけど何が違うのか?」「自分の部屋にはどっちが 合うの?」「お財布に優しいのはどっち?」などといった疑問を解決していきます。電気代の比較もしてみましたので、ぜひ電気代の節約にお役立てくださいね!
パネルヒーターとオイルヒーターの違いとは?
暖房器具は「部屋全体を暖めるもの」と「スポット的に暖めるもの」の2種類があり、パネルヒーターもオイルヒータ ーも「部屋全体を暖めるもの」に分類されます。
本体から熱を放射することで空気を暖 め、暖まった空気を循環させることによって部屋全体を暖めていく暖房器具です。
パネルヒーター とオイルヒーター、それぞれのメリットとデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
まず両 者に共通しているメリットは
・温風が出ないから乾燥が少なく、ホコリが舞うこともない 。
・空気を汚さないから、換気の必要が無い。
・火を使わないので火事の心配がなく、安全性が高い
逆に共通しているデメリットは
・電気代が高い
・部屋を暖めるの に時間がかかる
といったことでしょう。
では、今度は両者の違いについてみてみましょう。
◇パネルヒーター
・電気ヒーターをパネルで覆ったもの
・遠赤外線仕様のものが多く、 表面温度が約35~50度と低温でヤケドの心配が少ないため、小さな子どもやペットがいる家庭には適している
・オイルヒーターよりも立ち上がりが早く、即暖性がある
・熱量が弱いため、部屋全体を暖めるにはかな り時間がかかる
・軽量のため持ち運びに便利
◇オイルヒーター
・本体内部にある難燃性 オイルを電気で温め、そのオイルを循環させることにより本体が熱を持ち放射熱で部屋を暖める
・即暖性は ないが、一度暖まると熱が冷めにくい
・表面温度は60~100度と高く、部屋全体を暖める時間はパネルヒータ ーと比べると比較的短い
・重みがあるため、持ち運びには不便
それぞれに特徴があり、これだけでは どちらがいいか迷ってしまいますね。
では次に、それぞれの電気代を比較していきます。
パネルヒーターとオイルヒーターの電気代を比較
ほぼ同条件で 同じ広さの部屋を暖めるという設定で比較した場合、パネルヒーターの電気代は1時間約14~25円 ほど、一方でオイルヒーターは約12~30円ほど。
器具のメーカーや大きさ、暖める部屋の広さ、ワット数などの関係から一概に「1時間○○円!」とはいえませんが、ほぼ互角。使い方次第でど ちらかが高くなったり安くなったり……といった感じでしょうか。
同条件で他の暖房器具と比較した場合、例えば「スポット的に暖めるもの」の代表であるコタツは1時間で約2~4円、2畳用のホットカーペットは 4~9円と安く、「部屋全体を暖めるもの」の中では比較的電気代が高いと言われているエアコンですら5~35円ですので、パネルヒーターもオイルヒーターも、暖房器具の中では電気代が高い方に分類されるということは間違いなさそうです。
パネルヒーターとオイルヒーターの電気代を節約する方法
他暖房器具と比較すると電気代が高いということが分かりましたが、それでも使用の仕方によっては若干ですが電気代を節約することができるようです。
・密閉した部屋 で使用する。
・小まめに清掃をし、なるべく本体にホコリがつかないようにする 。
・パネルヒーターの場合、つけっぱなしにしない。
・オイルヒーター の場合、置く場所に気をつける。冷たい風が当たるようなところに置かない。
などです。
しかしながら、「電気代が高い」というデメリットがありながらも普及率が高まっているのはなぜでしょうか。
それはメリットの項で述べた“火事の心配がなく安全性が高い”という点が大きなポイントとなっているようです。
小さなお子さんや高齢者の方がいらっしゃる家庭にとって は大事なことですよね。安全性を取るか、電気代を取るか…自ずと答えは見えてくるでしょう。
家族の安全と健康を、お金と引き換えに手に入れることができる。そういった魅力がパネルヒーターとオイルヒー ターの普及が高まっている理由のひとつになっているのではないでしょうか。
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