うるう秒とは?117時報やWindows・iPhone・ひかり電話への影響調査
こんにちは、京香です。
もう少しすると、『うるう秒』がとても話題になるでしょう。
うるう秒??? 一体何のことだかわかりますか?
私は、最初聞いたとき、どんな字かも知らなかったので、何かの病気のことかな?と思ってしまいました。
今年の7月1日、地球上に生きている人なら誰しも関係してくる内容になりますので、
なるべくわかりやすく説明をしてみたいと思います。
うるう秒とは?
うるう秒とは、原子時計という非常に正確な時計によって刻まれている「国際原子時」と、太陽の動きに合わせて決められる「世界時」によって決められている2つの時間の誤差が0.9秒未満に収まるように挿入される時間のこと(協定世界時)。 http://www.excite.co.jp/
1日というのは地球の自転によって決まりますが、地球の自転速度は一定ではありません。
地球の自転速度が一定でないとなると、1秒の長さがその日によって一定でないという問題が生じます。このことを解決するために、1955年より原子時計を使った時間が世界中のほとんどの国で運用されるようになりました。
このときから、世界中の1秒の長さが一定となりました。
しかしながら、地球の自転速度というのはなかなか一定にはならないため、国際原子時と世界協定時の誤差を1秒未満に保つ調整が必要になります。
このことを『うるう秒』と言います。このうるう秒の調整は、6月末日と12月末日に行われ、これまでに24回の調整が行われて来ました。
時計やスマホ、パソコンへの影響は大丈夫?!
生活の中の必需品、時計やiPhoneといったスマホ。そしてWindowsなどのパソコン。もし、うるう秒が実施されたらどうなるのでしょうか。
昔ながらの時計は1秒狂ってしまうことがあるようですが、最近の電波時計やデジタル放送の録画機器などは、電波で時間がコントロールされているため、狂うことはありません。
また、スマホやパソコンも自動的に時間が補正されていますので、何か対策をする必要はありません。
しかしながら、前回のうるう秒実施では、ソフトウェアの不具合が出たという事例もあるため、事前にソフトウェアの確認をしておいた方がよいかもしれません。
117の時報サービスは
私たちの身近な時間確認であるNTTの117時報サービス。こちらも、先ほどの例と同様8時59分60秒を追加する方法で対応しています。
しかし、加入電話から発信した場合と、ひかり電話から発信した場合とでは9時になる直前のガイダンスが異なります。
加入電話から発信した場合は、8時59分57秒には予報音を鳴らさず、58秒、59秒、60秒に予報音を鳴らし、9時に時報音を鳴らします。
ひかり電話からの場合は、8時59分57秒、58秒、59秒に通常どおり予報音が鳴り、60秒と9時ちょうどに時報音が2回連続で鳴らされます。
まとめ
噂のうるう秒、一体どんなものなのかご理解いただけましたでしょうか。 私たちの知らないところで、このような時刻に関する調整が行われていたとは考えたこともありませんでしたが、普通に生活する分には、特に何の準備も必要ないことがわかりました。
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